【読書時間で人生は変わる?】無理なく小説を年間100冊読むようになった社会人の日常
今回は本当にただの雑記なので、そのつもりでお付き合いいただければ。
筆者は高校生ぐらいまで割と読書が好きな方でした。
しかし年齢を重ね社会人となる頃になるとだんだんその時間は減っていき、20代前半から30代の後半ぐらいまでほとんど読書をしなくなります。
別に読書が嫌いになったとか、そんなつもりは無かったのですが、就職や結婚といった生活環境の変化、スマホによるニュースやSNS、ゲームや動画視聴など他に入ってくる情報が多すぎて、それだけで時間を浪費してしまい、読書から遠のいてしまった気がします。
読書は “心の栄養” と呼ばれるぐらい良いものだとはわかっていたんですけどね・・
そんな中、30代の終わり頃から再び本(主に小説)を読むようになり、今は年間100冊程度を無理なく読めるようになりました。
この記事では、そのきっかけや読書習慣、そして読書量が増えたことで得られたメリットについて詳しくお伝えします。
再び本を読むようになったきっかけ
社会人になって数年は仕事も多忙でしたし、結婚や子供が生まれたりといった生活環境の変化もあってあまり気にならなかったのですが、30代を過ぎた頃から日々コンテンツを消費しているだけで、自身では何も残せていないと感じていました。
なんとなくその状況が嫌で、ブログやSNSなど何かアウトプットをしてみたくなったものの、いざ始めてみると漠然とコンテンツを消費していただけの自分には、アウトプットできることが何もないと気づいたのです。
インプットしていないのに、アウトプットするなんて無理に決まってますよね・・
もともとこれといった趣味や特技も無かった自分が、インプット・アウトプットに結びつきそうな物を探し、思い至ったのが“読書”です。
元々妻は読書好きでしたし、その影響か娘も読書好きであったため、家族との共通話題にも良いと思いました。
これらの要因が重なり、40代を目前にして再び本を読む楽しさを思い出すことができたのです。
なので、この記事は最近読書から離れている人にこそ、ふたたび本を読む楽しさを思いだしてほしいという思いで書いています。
無理なく年間100冊読むために気をつけていること
始めに言っておくと年間100冊という数にはあまり大きな意味はありません。
筆者の具体的な年間読了冊数と読書ペースを書いたほうが、この記事を読まれる方にとってイメージが湧きやすいかと考え、“100冊”としました。
ただ、「これぐらいの冊数は読みたい」といった目標値はあった方がいい気がします。
目標値があれば、普段の時間の使い方のどこを見直せばそれが達成できるのか、考えるきっかけにはなると思うので・・
別に1日に読む量は少なくても構わないので、毎日 “本を読む” 習慣をつけることが大事だと考えていて、そのために私が実践している読書習慣を紹介します。
毎日決めていること
- 平日仕事のお昼休みの終わりがけに、休みの日も昼食後に10分間、必ず数ページだけ読むことを習慣にしています。
- 夜、寝る前に1時間から1時間半ほどじっくりと時間をかけて、70~100ページ程度の読書を楽しみます。
先が気になっても、読み疲れる程は読みません。
あくまで毎日読む習慣をつけることを優先しています。
読書のペースと選び方
上記の習慣を毎日続けて、月に8~9冊、3~4日に1冊のペースで読書を楽しんでいます。
結果、年間100冊程度の読書ペースとなっています。
ちなみに読み始めて、自分に合わないと思ったらすぐ読むのをやめます。
始めのころは買った本は読まないともったいないと思い、おもしろいと感じ無くても
無理して読み続けていました。
しかしよくよく考えると人間が一生に読める本の数なんて限られているのに、
「自分に合わない本に無駄に時間を費やす余裕なんてないな・・」という結論に達しました。
仮に・・年間100冊 × 40年(残りの読書人生) = 4000冊
年間数万冊の書籍が出版されているので、ほとんどの本は読めずに人生は終えるわけです。
自分に合う本以外に時間を使うなんてもったいない・・
そして、気が乗らない時もさっさと本を閉じて他のことを楽しみます。
数を読むことが目的ではないし、本を読むことは好きですが、あくまで人生の一部であって全てではありませんので。
読書量が増えて良かったと思うこと
読書量が増えることで、以下のようなメリットを感じています。
- インプットした分、アウトプットできることが増える
始めに読書習慣を再会した目的通り、ブログやSNSなどで発信できる機会が増え、自己表現が豊かになったと感じます。 - スキマ時間や待ち時間が苦ではなくなった
ちょっとした時間を読書に充てることで、有効活用できるようになりました。
むしろ最近はスキマ時間や待ち時間を自ら望む余裕すらありストレスに感じません。 - 堂々と趣味と言える
趣味のなかった自分にとって、読書が趣味と堂々と言えるレベルに達しました。
偏見かもしれませんが「大人の趣味」として話題にしやすい気がします。
又、読書は他の趣味と比べても圧倒的にコストパフォーマンスの良い趣味だと感じていて、本を入手する手段も多く、安価に手に入れることも比較的簡単です。 - リラックス効果
読書には心を落ち着ける効果があり、ストレス解消にも役立っています。
結果的に集中力も上がっていると感じます。 - 語彙力の向上
さまざまなジャンルの本を読むことで、自然と語彙力が向上しました。 - 活字への抵抗感が薄れる
読書量が増えることで本以外の書類などの活字を読むことへの抵抗感が薄れました。 - コミュニケーションの話題として
読書を通じて得た知識や感動は、他者とのコミュニケーションの話題としても役立ちます。
無理なく読書量を増やすために活用できるサービス
とはいえ、生活環境によっては「読書に費やす時間なんて全くないよ」という方もおられるかと思います。
そんな方が無理なく読書量を増やすために、“オーディオブック” や “電子書籍”の利用もおすすめです。
これらを活用することで、時間が無い中でもより多くの本に触れられる機会が増えます。
↓読まずに耳で聞く読書についての記事はこちら
↓紙の本ではない電子書籍についての記事はこちら
【最後に】本を読む習慣を取り戻しませんか?
以上が、私の読書習慣とその効果についてのまとめです。
読書は、ただその瞬間を楽しむだけでなく、人生を豊かにするための素晴らしい手段です。
もしあなたが今現在、読書習慣からはなれているのであれば、ぜひふたたび本を読む楽しさを思い出し、日常の中に “読書習慣” を取り戻してはみませんか?
本記事が皆さんの読書体験を向上させるお役に少しでも立てれば幸いです。
ではまた次の記事でお会いしましょう。