【自分に合う一冊が見つからない時に・・】本の探し方、おすすめ6選
いきなりですが、本の探し方に迷う瞬間はありませんか?
ふと『本を読もう!』となったその瞬間、興味の惹かれた本が見つかっていたり、手元にある場合は良いのですが、そうでない 場合にはまず、 “読みたい本を探す” ところからはじめなければなりません。
今回はそんな “本の探し方” を6個(番外編+1個)を、メリット・デメリットと共にご紹介したいと思います。
そんなの当たり前といった方法から、意外と気づいていなかった新たな本との 出会い方が見つかるかもしれません。
ではさっそく、行ってみましょう!
具体的な本の探し方、おすすめ6選
時間が許すのであれば、やはり実際に本に触れられる所に出向いて探すのがおすすめです!
①本屋(書店)で探す
まずはやっぱりこちらでしょうか。
そんなの当たり前との声が聞こえてきそうですが、やはりこれが一番良い探し方だと思います。
本の表紙、帯のコメント、書店の店員さん方が書いたPOPなど、本に関する多くの情報に直接 触れながら探せるというのは、大きな魅力でありメリットです。
デメリットは時間と場所の成約があることでしょうか。 書店の規模や交通の利便性など地域性にも大きく左右されます。
②図書館で探す
本が好きな方はよく利用されると思うのですが、普段あまり読まれない方は案外その存在を忘れがち だったりする印象です。
最大のメリットはやはり無料で読める点でしょう。
特に速読派で数を読まれる、読書にそこまでコストは掛けられない、といった方にはおすすめです。
ウチの娘はすごいスピードで本を読むので、購入だけでは読書欲が満たせません・・ なので図書館はとても強い味方です。
最近は昔ながらのイメージの図書館ではなく、外観的にもおしゃれな図書館を運営している 自治体などもあるようで、しばらく利用されていない方は、お住まいの地域の図書館情報を 調べてみるのもおもしろいかもしれません。
又、地域によって違うとは思いますが、私の地元の図書館では、ネットを利用した検索・予約 にも対応しており、昔と比べてかなり利便性が向上しています。
デメリットとしては次のようなものがあります。
- 読みたい時に読める本があるとは限らない(予約待ち)
- 最新の本は取り扱っていない(一部例外はありますが・・)
本屋の時と同じく、
- 時間と場所の制約がある
- 規模、交通の利便性など、地域による差が大きい
なかなか本を探すのに出かける時間まではとれないよ・・といった方はwebを利用した方法がおすすめです。
③You Tube で本を紹介している読書系チャンネルを視聴する
You Tubeで “本紹介” などのキーワードで検索すると、多くの読書系ユーチューバーの方が 書評、本紹介の動画を投稿されています。
小説、ビジネス書、自己啓発などさまざまなジャンルで本紹介をされているので、新たな ジャンルを開拓したい、といった方におすすめです。
メリットは自宅やスマホで気軽に探せるので、時間と場所の成約を受けずに見られる、と いった点でしょうか。
デメリットは、おすすめの動画として本紹介以外も動画も上がってくるので、目的から脱線 しやすい・・といった点です。
ちなみに私の個人的なおすすめは「ホンタメ」チャンネル。
本紹介動画で、読みたくなるけど上手く中身をぼやけさせる(ネタバレしない)といった、紹介のさじ加減が絶妙です。
④SNSを利用して探す
SNSを利用して探してみるのもおすすめです。
同じ様な趣味、価値観を持った人とつながりやすいので、自分の好きなジャンルの中で 本を探したい時に利用してみてはいかがでしょうか。
特に本探しにおすすめできるSNSは次の3つです。
私は小説が好きなので、よく以下の検索ワードやハッシュタグを利用して自分の好きな ジャンルの本が無いか探します。
- #読了
- #読書記録
- #〇〇好きな人と繋がりたい
〇〇の部分は『小説』、『読書好き』、『ミステリー』など、探したい本に関連するキーワードに置き換えてください。
メリットは “自分の好きな本” を紹介している人が多いので、流行り廃りと関係のない 本当に良い作品に出会いやすいといった点です。
デメリットはまれにネタバレに遭遇してしまう可能性があるのと、度をこえた批判に近い投稿を 見かけることです。
ネタバレと批判的な投稿には本当に要注意です!
⑤読書関連のコンテンツを取り扱うWebサイト、サービスから探す
新しい本を探すのおすすめな読書関連のサイト、サービスはたくさんあります。
こういったサイト、サービスの利用には特にデメリットは見当たらないので、積極的に利用させてもらっています。
オンライン書店e-honのコンテンツページ
本の通販サイト“e-hon”が運営されているサイトのコンテンツページは、本探しに関連 するコンテンツが多く取り扱われているので、よく本探しの参考に利用させてもらっています。
様々な賞をキーワードに検索
少し小説などにかたよった探し方となってしまうのですが、様々な賞をキーワードにその賞を運営している サイトを覗いてみるのもおすすめです。
歴代の受賞作品を探すだけでも十分な冊数が見つかります。
個人的によく見る有名どころだと、
- 本屋大賞
- このミステリーがすごい!大賞
- 芥川賞・直木賞
などがおすすめでしょうか。
課題図書のサイトで検索
青少年読書感想文全国コンクールのサイトで課題図書を見てみるのもおすすめです。
私自身、子供の頃は感想文も苦手でしたし、今も書く方はあまり得意ではありませんが、 課題になっている本には興味をそそられる時があります。
特にお子さんがいらっしゃる方は一緒に本を探すきっかけとして良いかもしれません。
読書メーターのランキング
本好きな方ならご存じの方も多いと思われるサービス、『読書メーター』
読んだ本、読みたい本、積読本、読んでる本を管理できるサービスで、PCやスマホなどのモバイル端末からマルチプラットフォームで利用できる便利なサービスです。
他にもレビューの投稿など読書を楽しむ為の多くの機能があり、本好きな方には非常におすすめのサービスなのですが、本探しにも非常に便利です。
特に↓のランキングページなどから探すのがおすすめです。
⑥電子書籍の読み放題サービスから探す
電子書籍をよく利用されている方なら、読み放題サービスの中から探すのもおすすめです。
Amazonのプライム会員であれば、『PrimeReading』、『Kindle Unlimited』といった読み放題サービスを利用することができ、非常にコスパ良く本を読む事ができます。
2つのサービスのざっくりとした違いは、以下の通りです。
『PrimeReading』↓
既にアマゾンのプライム会員の方は、追加費用無しで利用可能ただし、取り扱い冊数は少ない
『Kindle Unlimited』↓
プライム会員の会費と別に、月額を支払って利用可能。 取り扱い冊数は多い。
読み放題のメリットは気軽に手を出せるので、普段読まないジャンル、読んだことのない ジャンルや著者の作品をお試し感覚で選べる点です。
反面、デメリットとしてサービスによってそれなりの月額が掛かることと、必ずしも好きな 作品が読み放題に含まれていない可能性があります。
ですので利用前にはどの程度好みの本があるか、リサーチしておく事をおすすめします。
番外編:耳で聴く本の探し方
最後に『耳で聴く読書』、オーディオブックをご紹介します。
本は基本的に紙や電子書籍など目でみて楽しむものですが、それを専門の朗読家に読んでもらい、 耳で楽しめるサービスがあります。
メリットとしては、『ながら聴き』ができること。
このサービスを使う事で、中々本を開く時間が取れない時、通勤や通学、家事、車の運転中など、 今まで読書に使えなかった時間が一気に生まれ変わります。
読書はしたいけれど時間が中々とれない・・といった方にはおすすめのサービスです。
一日のうち、インプットに使える時間が圧倒的に増えます。
ちなみにオーディオブックはいくつかサービスが存在するのですが、おすすめは『Audible』です。月々定額は掛かりますが、読み放題(聴き放題)のサービスとなります。
デメリットは電子書籍の読み放題サービスと、ほぼ同じです。
最後に
本の探し方は本当にたくさんあって、『この探し方が一番良い!』とは中々言いにくいのが正直なところです。
しかし探し方のバリエーションを色々と知っているだけで、自分に合う一冊を見つけられる可能性はぐんと上がることでしょう。
本記事があなたの読書ライフを少しでも充実したものにするお手伝いとなれば幸いです。